レジデンスパーミットと学生ビザの違い

多くの方からお問い合わせいただく内容の一つで、BRITISH PEAKのビザ取得サポートとして提供している「レジデンスパーミット取得サポート」と「学生ビザ」の違いを聞かれることが多くあります。今回は両者の違いについて紹介します。

レジデンスパーミットは原則ポーランド国内でのみ申請が可能

ポーランド国外からでも申請・取得が可能な学生ビザと異なり、学業を目的としたレジデンスパーミット=滞在許可はポーランド国内でのみ申請が可能です。

先ずは学生ビザについて簡単に概要を紹介します。

学生ビザレジデンスパーミット (学業目的)
申請場所ポーランド大使館
(日本の場合は東京都)
ポーランド国内
取得までの期間1週間〜4週間3ヶ月間〜1年間
有効な滞在期間最長1年間在学期間中
申請料無料340 PLN

学生ビザ最大の利点は取得までの期間

現在、ポーランドには多くの外国人が学業・就労を目的とした形で移住する傾向にあり、レジデンスパーミットを発行する役所の対応が追いつかず、滞在許可の発行決定までに1年間かかることも多くある状態が続いています。
それに比べて、ポーランド大使館で申請する学生ビザは、平均して1週間ほど、遅くても1ヶ月以内には取得できると言われる程、取得までの期間が早いのが最大の利点です。

レジデンスパーミットは特殊で、申請から取得までの間はポーランド国内に限った仮の滞在許可証を発行してもらえますが、原則としてポーランド国内に留まる必要があり、またポーランド(シェンゲン圏)へ入国してから90日間を超えた時点で、レジデンスパーミットが発行されるまでの間はポーランド以外のシェンゲン圏諸国への入国が出来なくなります。
正確に言うと、入国の際に別途、観光を目的とした「シェンゲンビザ」の申請・取得をワルシャワで行う必要となります。

レジデンスパーミット申請を選ぶ利点

学生ビザの利点を見ると、レジデンスパーミットよりも断然いいオプションのように見えますが、当然レジデンスパーミットにも利点はあります。
第一に、日本国内で準備などを行う必要がない部分です。
学生ビザを日本で申請・取得する場合、基本的には申請する当人は東京都目黒区にある在日本ポーランド大使館へ出向く必要があります。
東京在住の方にとっては大きな支障にはならないかもしれませんが、地方在住者の方にとっては平日のポーランド大使館営業時間内に移動、出向くことは難しいという方も多いかと思われます。

それに比べて、レジデンスパーミットは留学都市のポズナニへ到着後、書類作成などを準備した上で申請、そのまま仮の滞在許可証を発行してもらえることもあり、日本国内での負担は大きく減ります。

また、学生ビザとレジデンスパーミット、どちらも申請時に必須とされる保険料にも大きな違いが生じます。
学生ビザが求める保険(補償額3万ユーロ以上、シェンゲン圏で有効)を日本国内で加入する場合、年間の費用は約7万円〜10万円ほどが相場と言われています。
レジデンスパーミットが求める保険(ポーランド国内で有効)であれば、最安のもので年間1万5千円ほどとなり、大きな節約が可能です。

レジデンスパーミットのデメリット

申請から取得までにかかる期間が長すぎる部分が最大のデメリットであると考えられます。
ポーランド入国直前に、他のシェンゲン圏諸国で滞在していないことが前提となりますが、入国して90日後はレジデンスパーミットの発行までポーランド国内に留まり続ける必要があります。
90日が経った後、仮にシェンゲン圏の国へ渡航した場合は国境警備隊に入国を拒否される可能性があります。

どうしてもシェンゲン圏の国へ出向く必要がある場合、その国への観光を目的としたシェンゲンビザを都度申請する必要があります。

現在、BRITISH PEAKでレジデンスパーミットを申請する学生は、最初の90日間の間に、週末などを利用してヨーロッパ旅行を楽しみ、その後はポーランド国内の旅行を楽しむといった方法でやり過ごす方が多いです。

レジデンスパーミットの処理を加速化する方法

遅い場合だと発行までに1年間以上かかるレジデンスパーミットですが、決定までの処理を加速化する裏技が一つあります。
裏技と言っても、方法はシンプルかつアナログですが、役所へ事情を記した要請書をレジデンスパーミットの申請番号と署名入りで送付、または直接持参の上で受理してもらうことです。

実際にどれほどの効力があるかは未明ですが、BRITISH PEAKでは生徒の要望に応じて対応いたします。

BRITISH PEAKの英語留学における学生ビザの申請

現時点でBRITISH PEAKの英語留学を目的とした学生ビザの申請のサポートしていません。
理由としては、BRITISH PEAKが大学などのいわゆる学校法人ではない機関であること、この部分でビザ発行の確実性を保証出来ないためです。
しかし、現在ポーランド大使館へ問い合わせの上、必要書類などの確認を踏まえた上で学生ビザ取得の可否について確証を貰えた時点で対応できればと考えています。