最近、ポーランド英語留学の一つの選択肢として、大学が提供する英語コースの知名度が上がってきています。
首都ワルシャワのワルシャワ大学、世界的観光都市クラクフのヤギェウォ大学、BRITISH PEAKの留学都市でもある西部の学園都市ポズナニのアダム・ミツキェヴィチ大学、ポーランドの主要都市にキャンパスを展開しているSWPS大学など、多くの有名な大学が外国人やポーランド人向けの英語コースを提供しています。
今回の記事ではそんなポーランドの大学が提供する英語コースと、BRITISH PEAKの英語留学、両者のメリット・デメリットを踏まえつつ徹底比較していきたいと思います。
単純比較
大学の英語コース | BRITISH PEAK (集中特化クラス) | BRITISH PEAK (プライベートクラス) |
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授業時間 | 600時間 (年間) | 910時間 (年間) | 910時間 (年間) |
授業形式 | グループレッスン (6〜10名) | 個別レッスン (最大4名の少人数制) | マンツーマン (1対1) |
教員 | ポーランド人が中心 | 英語圏出身ネイティブスピーカー | 英語圏出身ネイティブスピーカー |
留学都市 | ポーランド主要都市 | ポズナニ | ポズナニ |
滞在手段 | 相部屋 (学生寮) | 個室 (ハウスシェア) | 個室 (ハウスシェア) |
送迎サポート | 無し | 有り (追加で300 PLN) | 有り |
ビザサポート | 大学による | 有り (追加で2,000 PLN) | 有り |
留学費用 (授業料・滞在費) | 約60万円 (2019年7月6日時点の為替レート) | 約130万円 (2019年7月6日時点の為替レート) | 約194万円 (2019年7月6日時点の為替レート) |
留学予算
上記の見比べ表を見たらわかる通り、ポーランドお大学が提供する英語コース最大の利点は、やはり留学費用を大きく抑えることが出来る部分にあります。
相部屋の学生寮などを利用することで、年間の留学予算も授業料・滞在費・生活費など込みで70万円〜80万円ほどに抑えることも可能です。
BRITISH PEAKの英語留学では、「集中特化クラス」のコース受講で、一人用の個室(ハウスシェア)を滞在手段とした場合、授業料・滞在費・SIMカード使用料込みで年間45,500 PLN (2019年7月6日時点の為替レートで約130万円)、自炊メインの節約生活とする場合、月の生活費500 PLN (2019年7月6日時点の為替レートで約1万4千円)とし、年間6,000 PLN (2019年7月6日時点の為替レートで約17万円)、教材費も含めると約150万円弱となるため、大学の英語コースと比べると2倍近くの差が出ます。
大学が提供する学生寮も、個室タイプの部屋はありますが、その場合は滞在費が上がります。
学習環境と授業時間
留学予算の面では大学の英語コースに軍配が上がりましたが、学習環境や授業時間の面ではBRITISH PEAKの英語留学に軍配が上がります。
まず学習環境ですが、6名以上(最大10名)で構成されるグループレッスンが中心の大学と異なり、BRITISH PEAKの「集中特化クラス」では最大4名で構成される少人数制で、個別レッスン中心に英語学習が行われます。
グループレッスンと個別レッスンの細かい違いについては近日中に改めて別の記事にて紹介しますが、BRITISH PEAKの「集中特化クラス」が採用する個別レッスンは、各生徒の英語能力・学習状況・進行速度などに合わせた適切な英語学習が行われるため、各生徒は完成度の高い英語学習環境を持つことができます。
一方、大学の英語コースが提供するグループレッスンでは、各生徒の英語能力・学習状況・進行速度などに教員が注視することは事実上難しく、グループレッスン特有の流れ作業のような英語学習として進んでしまうため、どうしても英語学習環境の完成度は低くなりがちです。
「プライベートクラス」はいわゆるマンツーマン形式で、教員1名が生徒1名に対して徹底的な学習管理を取るため、必然的に非常に高い英語学習環境をお持ちいただけます。
続けて英語教員ですが、ポーランドの大学が提供する英語コースは、初級レベルのクラスが中心となり、担当する英語教員は基本的にポーランド人が多いと言われています。中級〜上級クラスに限り、英語圏出身のネイティブスピーカーがクラスを担当することも稀にあります。
BRITISH PEAKの英語留学は「集中特化クラス」と「プライベートクラス」、共に採用する英語教員は英語圏出身のネイティブスピーカーに限定しています。
これはBRITISH PEAKの英語学習における考え方で、その学習対象となるものが外国語である以上、その外国語を母国語として育ったネイティブスピーカーが適任と考えています。
実際に質の高い英語学習環境を提供するポーランドの英語学校は、採用する英語教員は英語圏出身のネイティブスピーカーに限定している所が殆どです。
最後に授業時間ですが、大学の英語コースは、夏と冬の休暇期間が1ヶ月以上あったりと、年間の授業時間が600時間前後なのに対し、BRITISH PEAKのポーランド英語留学は年間の授業時間が910時間となります。
授業時間は夏と冬の休暇(合計12日間分)、ポーランドの祝祭日を除いて1日4時間、週5日のフルタイムペースとなります。
滞在手段
上の方でも紹介しましたが、大学の英語コースが運営する学生寮では、留学費用を抑えるために相部屋といった形で、個室に複数人が同居する手段があり、滞在費を大きく節約することができます。
プライベートスペースをあまり重視せず、留学生活中の寝るだけのスペースなどと考えてる方であれば、特に相部屋という滞在手段も問題もないかと思われますが、学習を目的であればどうしても自宅での学習環境は大切になります。
BRITISH PEAKの英語留学は、当然ながら英語学習を一番の目的としたサービスであることから、自宅での学習環境、加えて留学生活に必要とされる最低限のプライベートスペースは必須と考え、相部屋といった滞在手段は採用していません。
BRITISH PEAKの滞在手段としては個室(ハウスシェア)、または完全プライベート空間となる一人暮らし用住居のみを用意しています。
結論
以上の要点を踏まえて、大学の英語コースとBRITISH PEAKの英語留学にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
留学費用を抑えて、ヨーロッパ生活を楽しみたいという方にとって、大学の提供する英語コースは魅力的な選択肢です。
大学の英語コースよりは割高ですが、他の欧米諸国と比べて破格の留学費用に抑えれて、徹底した英語学習環境を希望する方はBRITISH PEAKの英語留学がお勧めです。